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敏感肌ならセラミドクリームは本当?

敏感肌で化粧品が合わないことが多い……

そんな人が敏感肌向けで化粧品を探すと「セラミド」がいいということに気づきます。

でも本当にそうなのか?なぜヒアルロン酸じゃダメなのか?コラーゲンは?と疑問に思いますよね。

敏感肌にこそセラミドが勧められる理由をもう少し理解してみませんか?

セラミドは肌にとって一番自然で優しい

セラミドはアレルギーリスクが非常に低いんです。

アレルギーというのはたんぱく質で発生します。某有名石鹸でアレルギー騒動になったのもたんぱく質(正確にはちょっといろいろあるのですが)。

セラミドというのはたんぱく質ではありません。だからまず安心。

とは言ってもヒアルロン酸もそうです。コラーゲンはというとたんぱく質なのですが、精製されたものなのでこれも通常問題は起きません。そこら中にコラーゲン配合の化粧品はありますもんね。

セラミドが敏感肌にいいとされるのは、成分特性そのものより活躍する場所なんです。

アレルギーというのは肌が異物だ!追い出せ!という反応によるもの。仮に肌にいい成分だとしても、肌に浸透すると異物と思われてアレルギー反応が出ることも。

セラミドは角質層にある成分なので、化粧品でセラミドを増やしても異物とは思われません。ヒアルロン酸やコラーゲンも異物になるわけじゃありませんが、化粧品としてできる範囲では異物とも言えるんです。角質層にあるのはセラミドであり、ヒアルロン酸やコラーゲンはもっと奥の真皮層。

セラミドは足りない場所、元からある場所に補えるので、とても自然。皮膚科学的に優れていること。そういうわけで、セラミドクリームというのは敏感肌にもってこいなんです。

敏感肌に足りないものがセラミド!

セラミドは敏感肌に足りない成分そのもの。でもヒアルロン酸やコラーゲンが足りなくても直接的に敏感肌になることはありません。

敏感肌というのは肌バリア機能が弱く、異物が肌に侵入しやすく、皮膚上で起きる化学反応の刺激を受けやすい肌質です。

敏感肌=肌バリア機能が弱っている

となり、その肌バリア機能の中心がセラミドなんです。

角質細胞の隙間を埋めている細胞間脂質。これが角質細胞同士をくっつけて綺麗な肌表面を維持。それと当時に、皮脂膜を抜けた刺激や異物を、水分と油分の層でブロックしてしまいます。

細胞間脂質の50%はセラミド。残りは遊離脂肪酸とコレステロール。特にセラミドが水分を挟み込むため、水分と油分の交互の層を維持し、あらゆる異物や刺激が肌奥に浸透させません。水と油のWブロックが非常に強力なんです。

ここまで書くと、セラミドが肌に足りないというのがいかにダメなのか分かりますよね。簡単に言うと肌トラブルはもちろん、老化しやすい肌というわけ。実際に敏感肌の人はそうでない人に比べて、肌状態が10歳くらい老けているという実験結果もあります。

その問題となっているセラミドを効率よく補えるのがセラミドクリームだと考えると、敏感肌にセラミドクリームがベストな選択だと思えてきますよね。

セラミドクリームなら何でもいいわけじゃない

しかしセラミドクリームと言ってもいろいろあります。セラミドクリームなら全て敏感肌の人が使って問題ないのか?

というとやはり違います。

セラミド自体に刺激性、アレルギーリスクは見受けられませんが、一緒に配合されている成分はまた違います。

セラミドは油性なので通常は乳化が必要です。その際に界面活性剤は使われますし、防腐剤やその他成分も配合されます。

化粧品による肌トラブルは成分の変性による刺激、成分そのものの刺激があります。だから不必要な成分、あってもなくてもいいアピールのためだけの成分は刺激リスクが高まります。

その意味では、敏感肌の人はなるべくセラミド中心のシンプルな製品が安心というわけ。

ただ、セラミドにこだわって製品を探すと、自ずと敏感肌専門ブランドや製薬会社(ちゃんとした製薬会社)のものに行き着きます。そしてバリア機能についてアピールされていることが多く、敏感肌に足りないものを補ってくれることが分かります。

だからセラミド中心であるクリームなら、だいたいは問題なく使えるものを入手できるはず。

しかし、敏感肌と一口に言ってもみんなバラバラ。絶対はないので、セラミドクリームだからどんな敏感肌でも合うとは言い切れません。でも、他の成分より遥かに機能的に優れているのですから、敏感肌に試すならセラミドクリームですね。

美容液でもいいけどやっぱりクリーム

そもそもクリームじゃないとダメなのか?

というと美容液も候補です。美容液もセラミドを多く配合できます。

ただ使いやすさ、コスト面でクリームのほうがいいでしょう。美容液はセラミド中心であっても、他の美容成分配合で価格が高くなりがち。敏感肌にとって重要なのは潤いによるバリア機能の回復。だから美容液でもいいけど、無理に高い高いお金を使う必要はありませんね。

セラミド自体が油分なのでどうしてもクリームなど油分を多く含むほうが多く配合できます。でもゲルタイプにも同じように含めるため、好みに合わせて選べます。どちらにしても化粧水タイプは配合量や使い勝手でいまいち。セラミドを試すなら美容液かクリーム。そして総合的に考えるとやっぱりクリームになりますね。

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